中国の基本 ~渡航~

中国へは、一般的な視察や商談(中国語で経商(ジンシャン))であれば、14日間はノービザで渡航できます。
観光旅行もこれに含まれます。14日間であればノービザで旅行できます。
※なお14日間の滞在でも仕事(中国語で工作(ゴンゾウ))だとビザが必要です。

1.はじめての渡航。北京への留学を例に

留学の場合、留学ビザが必要になります。
留学ビザ取得には、留学先の大学に書類を発行してもらう必要がありますので、日本にある中国大使館(領事館)に相談してどんな書類が必要かを確認し、留学先の大学に依頼するといいと思います。
自分でするのが難しければ代行会社に依頼ですね。

北京への語学留学なら、日本人が多い大学が安心というなら、北京語言大学、北京大学、清華大学あたりが人気です。
この3大学は、同じような地区になるため、日本人留学生同志の交流もあり、安心です。
これら3つ大学から南に北京外国語大学があります。
この4大学は北京の西側にあります。
区でいうと海淀区(ハイ ディエン チュー)です。

東側には、北京第二外国語大学があります。日本語教育が盛んです。
ただ、日本人留学生がいる大学が付近にはないので、ポツンとした感じにはなります。
とはいえ、最寄りの地下鉄で西側にいくつか移動すると、日本人駐在員が多数住んでいる地区に出ることができます。日本食レストランもたくさんあります。
前述の4大学よりは、この面ではいいかもしれません。

これら以外では、人民大学(西側)、師範大学(西側)、対外経貿大学(北側)などに日本人留学生がいます。

ちなみに、日本食レストランが多いのは、朝陽区です。環状線となっている地下鉄10号線の東部分のあたりです。

旅行や視察などで、個人で渡航する場合、日本語の通じるホテルがいいなという場合は、楽天トラベルなど日系の旅行予約サイトで予約するといいと思います。
日本語が通じないホテルも登録されていますが、エクスペディアなど外国系の予約サイトに比べると日本語が通じるホテルの比率が多いような気がします。
初めての中国で少々高くても、日本語の通じるホテルがいい、というならニッコーホテルなど日系ホテルが安心です。ちょっと高いですけど。

個人渡航の場合の両替は、最初は、日本の空港でした方がいいと思います。
現地の空港でも両替可能で、パスポートと1万円札を窓口で渡せば、無言で人民元にしてくれますが、もしものことを考えると、日本で両替した方がいいと思います。
何度か渡航すれば慣れますので、宿泊先のホテルで両替したらいいと思います。
現地ホテルでの両替がもっともレートがいいと思います。日本の空港に比べて2円くらいちがいます(空港が1元=18円のときに、ホテルでは16円でした)。

2.ネット制限

グーグル、フェイスブック、ツイッター、ライン、ユーチューブは使えません。
使いたければ、日本でこれらが使えるSIMカードやWI-FIを借りていく必要があります。
ただ、グーグル系のアプリが使用できないWI-FIもありますので、間違えないようにレンタルしないといけません。
ホテルにはWI-FIがありますが、ヤフーのトップページが見られる程度です。ヤフートップページの検索機能は使えないこともあります。
グーグルなどは開きもしません。
ということで、タクシーで空港からホテルへ移動する場合は、地図を事前にプリントアウトして運転手に渡すことになります。

3.空港から市内への移動

北京、上海、広州、深センの4大都市は、空港から市内まで地下鉄が直通しています
自動券売機や窓口で切符を購入します。
自動券売機は100元札が使えないことがあるので、窓口で購入します。

大荷物でなければ、地下鉄での移動がいいと思います。
地下鉄路線図は、日本でも検索できるので日本で検索して写真をとっておくと良いと思います。
ただ、大荷物だと地下鉄はつらいかもしれません。
というのは、エスカレーターやエレベーターがない階段や出口が多いからです。日本よりはバリアフリーではありません。
また、トイレが汚い駅がまだありますので、大きいキャリーはつらいと思います。
トイレットペーパーは、最近は設置されていますが、ないトイレもありますので、ポケットティッシュは欠かせません。

4.居住

ホテルでは、予約サイトで予約して代金をクレジットカードで支払っても、フロントでデポジットを求められることがあります。
クレジットカードでのデポジットを要求されるホテルがほとんどなので、クレジットカードは持参しましょう。
ビザとマスターの両方を持って行ったほうがいいと思います。北京や上海はどちらも使えるホテルやお店がほとんどですが、地方だと大都市でもどちらかが使えないことがあるからです。
チェックアウトの時にデポジットはキャンセルされます。
心配なら、デポジットキャンセルOK?と言えば、OKと言ってくれると思います。

パスポートですが、携帯義務があります。外出時は携帯が原則です。
公安に呼び止められて携帯しているかどうかを尋ねられたことは一度もありませんが、一応、携帯するのがルールとなっています。

駐在でマンションに滞在する場合、到着して24時間以内に最寄りの派出所に滞在していることを届け出る必要があります。
一般的な手続きとしては、まず、そのマンションの管理部門に出向いて滞在証明書を発行してもらいます。それから最寄りの派出所に出向いて証明書を提出し、手続きを終了します。パスポートも必要です。
日系の不動産仲介会社に依頼してマンションを探すと思いますので、そこに手伝ってもらうといいと思います。
ホテルに滞在する場合は、この手続きはホテルが代行しますので、個人が行う必要ありません。

以上が終わると、最寄りのスーパーで日用品をそろえて、新生活スタートです。