中国 2019年5月の製造業PMI景気指数は如何に?

中国国家統計局から2019年5月のPMIが発表されました。

今回発表された景気指標は、購買担当者景気指数です。
現場レベルで景気がいいなと感じていれば、指数は50を超えてきます。
50を下回ると景気が悪いなということを表現しています。

製造業、非製造業の順にご紹介します。

①製造業PMI
5月は49.4%となりました。3月、4月はそれぞれ50.5%、50.1%で50%を上回っていましたが、また、割り込んでしまいました。

規模別には、
・大企業 50.3%(前月から0.5ポイントダウン)
・中企業 48.8%(前月から0.3ポイントダウン)
・小企業 47.8%(前月から2.0ポイントダウン)
となりました。

小企業の落ち込みが2.0ポイントと大きくなっています。
企業体力が相対的、一般的には脆弱なので、心配ですね。

要素別には、50%を下回るのは、
・新規受注指数  49.8%(前月から1.6ポイントダウン)
・原材料在庫指数 47.4%(前月から0.2ポイントアップ)
・就業人員指数  47.0%(前月から0.2ポイントダウン)
となりました。
新規受注が50%を再度下回りました。人員と材料在庫は継続して50%を切っています。

②非製造業PMI
5月は54.3%となり、横ばいでした。
グラフを見ていただいてもわかるとおり、ずっと50%以上をキープしています。
サービス業などは引き続き景気を維持しているようです。

どの業種もいいのですが、建築業は58.6%でありひきつづぎ高い水準ではありますが、前月から1.5ポイントも下がりました。
以前は、60%を超えていましたので、じりじり下がっているような傾向です。

製造業PMIが50%を下回ったのは貿易摩擦の影響でしょうか。
翌月の数値に注目です。