中国の2019年1月自動車販売 引き続き前年割れ

米中貿易摩擦により、中国経済が減速しました。その影響で影響が大きい自動車販売にも急ブレーキがかかりました。
注目の自動車販売の動向ですが、2019年1月のデータが工業会から発表されました。
すでに発表されている各社のプレスリリースと合わせてご紹介します。

(1)全体
・1月の生産台数は236.5万台、販売は236.7万台となった。それぞれ前年同月比で▲12.1%、▲15.8%となった。
・うち、乗用車は生産が199.5万台、販売が202.1万台で、それぞれ▲14.4%、▲17.7%となった。
・商用車は、生産が37万台、販売が34.6万台で、それぞれ+3.2%、▲2.2%となった。
・新エネルギー車は、生産が9.1万台、販売が9.6万台で、それぞれ、+113%、+138%となった。

(2)上海自動車グループ
・グループ全体で611,502台の販売となり、前年同月比で▲14.13%の大幅減となった。
・主なグループ会社の販売台数は以下。
①上海VW   190,000台(▲11.18%)
②上海GM   180,497台(▲10.96%)
③上海GM五菱 160,000台(▲20.00%)

(3)日産グループ
・グループ全体で133,934台の販売となり、前年同月比で▲0.8%の減少となった。
・うち、主力の東風日産は100,234台となり、前年同月比で+2.0%の増となった。操業開始以来、最も多い販売量となった。

(4)長城自動車
・111,715台の販売となり、前年同月比で+1.52%の増加となった。
・新エネルギー車では、3,785台の販売となり、+258%の大幅増となった。

全体では、引き続き厳しい状況が続いています。
また、各社間の「差」が広がりつつあるようです。
米国系はいろいろあって苦しいようですが、日産は主力東風日産が好調のようです。EVもありますので、新エネルギー車部門でも有力です。

右肩上がりの時代は終わりを告げつつありますので、各社の工夫次第で大きく差が開きそうです。